アイスクリームの祖先の歴史

アイスクリームの祖先の歴史は、紀元前4世紀頃、アレキサンダー大王が、氷にミルク・はち蜜・ワインなどを加えた氷菓子を好んだことから始まりました。そして、難攻不落の城塞都市パラオを包囲した際には、甘い飲み物に雪をかぶせて地下壕に貯蔵し、兵士たちに与えました。兵士たちはこの冷たい飲み物で元気づいて、士気を高めたと記されています。アイスクリームはお菓子ではなく、疲れた身体を元気にする「健康食品」として利用されていたのです。

アイスクリーム誕生の歴史

アイスクリームの誕生の歴史は、1533年オルレアン公(後のフランス国王アンリ2世)の結婚によって始まりました。フィレンツェの大富豪メディチ家のカトリーヌが、イタリアからフランスへ嫁ぐとき、アイスクリーム職人も連れてきたのです。イタリアからフランスへと伝えられたシャーベットはその後、ヨーロッパ各地へと広がり、世界へと伝わりました。フランソワ・プルコープはホイップクリームを冷凍させた「グラス・ア・ラ・シャンティー」を考案し、現在の形へと近づけました。そしてアメリカへと渡ったアイスクリームは更なる発展を遂げ、現在のアイスクリームの形へとなったのです。

日本でのアイスクリームの歴史

日本でのアイスクリームの歴史は、江戸時代末期にアイスクリームが日本に初めてやってきたことから始まりました。製造は1869年5月9日に始まりました。横浜で出島松造の指導を受けた町田房蔵が、日本で初めてアイスクリームをつくり、”あいすくりん”という名前で販売しました。これを記念して日本アイスクリーム協会が、1965年から5月9日を「アイスクリームの日」に制定しました。 ちなみに、発売当時の1杯の値段は大工の日給の2倍ありました。庶民にとっては高値の花でした。

日本でのアイスクリーム普及の歴史

日本でアイスクリーム普及の歴史は、大正9年アイスクリームの工業生産開始から始まりました。それまではレストランなどでしか食べられなかったのが、家庭でも食べられるようになりました。さらにカップアイスの登場で普及に拍車がかかりました。昭和10年代には、自転車にアイスボックスを積んで売り歩いた、アイスクリーム売りがあらわれて、日本の夏の風物詩にもなったのです。

アイスクリームの歴史